スポンサーサイト
Dr.Who ドクター・フー 危険なお絵描き
ドクターとローズは2012年のロンドンにやって来た。この年ロンドンで開催されるオリンピックを見物しようとしたのだ。聖火ランナーのコースに当たっている瀟洒な住宅地を訪れるドクター達。だがそこは、通りの僅か1ブロックの区間だけで、子供が三人も行方不明になるという怪事件が発生。異常に気温が下がっている通りで、ドクター達の到着直前に、またしても遊んでいる子供が掻き消えていた。
ドクターはサイキックペーパーを使って刑事の身分を偽装、相棒の女刑事ロイス(wと共に、事件の調査を開始する。ローズは、通りに立ち並ぶ家の二階から、自分たちを凝視する少女に気が付く。そして、ローズの目の前で猫が掻き消える。残存するイオン臭から、イオンエネルギーを使ったアブダクションであることを喝破するドクター。そしてローズを襲った謎の物体が黒鉛であった事から、子供のお絵描きが重要な手がかりであることに気づく。
![]() |
![]() |
たった一人で宇宙を漂う孤独を知り尽くしているドクターは、アイソラスに深い同情を寄せる。そして、アイソラスを仲間の元へ返してやろうと決意。そのための装置をターディスに戻って作り始める。ドクターの真意を知らないアイソラスは、クロエと引き剥がされる事を恐れた。そして、密かにドクターを尾行しターディスのデザインを目視、急いで家に取って返し、ターディスとドクターを隠し持っていた色鉛筆でスケッチし、双方絵にを転相してしまう。
![]() |
さらに、クロエの描いた父親の絵が「痛めつけてやる」と言いながら迫ってきたり、クライマックスでローズがクロエの部屋のドアを叩き割るシーンなどが、「シャイニング」のジャック・ニコルソンの恐ろしい姿と被ってしまう。
子供の書いた無造作な絵が動き出すCGもかなりキてる。無心にだが稚拙に描かれているところが、そういう視点でみるとやたらめったら怖いのであった。
![]() |
そしてこれまたさりげなく、ドクターがコンパニオンを必要とする理由が説明されていたりして。「孤独は何よりも恐ろしい」というのは名セリフだ。ここでローズの手を握るドクターの勘違いがロマコメ臭いがホロリとさせる。そして、これら遣り取りを受けて、ラストのローズとドクターの会話が、なんとも物悲しいのである。
「絶対離れないよね?」
「絶対なんて言うな」
あぁ。。。オリンピック開幕の花火を凶兆と見るドクターのセリフとあわせ、最終回ラストを匂わせる。そうしたメタな意味とは別に、地球人のタイムスケールでは事実上の不死者であるドクターは、絶対にローズと決別する運命にあるのだ。
前回エピソードなどで再三繰り返されている「破壊者」ドクターというテーゼの裏には、決して癒されないドクターの孤独が存在する。その暗示が、シリーズとして観た本エピソードのテーマなのだった。
そうした視点で観てみると、過去のエピソード全てに、違った感慨が沸き起こってくる。本当に良く出来たドラマ構成だなぁ。
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
コメント
最後の一話への評価を期待しています。
見るたびに必ず泣いてしまう話です。
>「シャイニング」のジャック・ニコルソンの恐ろしい姿と被ってしまう
このシーンの前にシャイニングで狼の着ぐるみが登場して、夢?なのかなあと思わせて最後のシーン。
ドクターフーでも一息ついてのシーン、どちらも効果的ですね。
あ〜怖かった。
>クローゼットの絵
もそうなんですが、ドクターがアイソラスとコンタクトしている間に、クロエの手がさりげなく「アイソラスの生体」とおぼしき絵を描いてたんですよね。。。あれが完成してたら。。。。
>残り二話
13話×2シーズンだと思ってたのに、第二シーズンは14話あるんですね。計算間違えてました^-^;
>セイディ〜!!
来週、「あーソレ夢で見た!!」とかなったりしてね(w お疲れ様です。
クロエの絵から人々が解放されて戻って来た時点で、これで今回もハッピーエンドと思っていたら、クローゼットの絵の事を完全に忘れていました。小説の方しか読んでいない私も、今回のあのシーンは「シャイニング」のイメージそのものに感じました。
次回はこれまでの伏線の「トーチウッド爆弾」が爆発し、しかも最悪の敵が両方登場のようですね。これまでのシリーズでもシーズン半ばでのコンパニオン交代はあったようなのですが、ローズの運命やいかに。
いやみすってしまいました^^;〜昨日はつかれてたので見てる途中(大体11:40ほど)でホニャホにゃとわけわからない言葉をいいながら眠ってしまいました^^;
あ〜しかし夢のなかでドクターフーがしててそれがなかなか面白い展開であるいみでわ我流なかんじでしたw
来週はねちゃわないようにしないと軽くやばいってかんじですねぇw
コメントの投稿
トラックバック
- トラックバックURL:
ドクター・フー 25話 危険なお絵描き
ドクターは、ローズに第30回オリンピックを見せたくて2012年のイギリス、ロンドン、開会式に間に合うようにターディスを到着させた。聖火ランナーが通るため道路の改修工事をしている住宅街。しかし、ここの住宅街では一週間前、ちょうど道路工事が始まったころから子
Doctor Who #25 "Fear Her" (危険なお絵描き)
近未来2012年夏のロンドンオリンピックをバックにした今回の話で、第二シーズンは残り二話となります。NHK-BS2実は最後の二話は連続ものらしく、今回のラストシーンの一人ラブラブなローズに対するドクターの言葉は、次回の「終末の到来」を予感させるものとなっています










