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クライム・マシン

粋は過去にしかないのだなぁ。掌品が時代を超えて輝きを失わない理由

作者のジャック・リッチーは、ほぼ短編のみを350編も書き続けた、短編ミステリ職人だそうで。なんだか『ヒッチコック劇場』を観ているような気になる作品が多いがそれも道理、ヒッチコックマガジンやEQMMなどが主な活躍の場だったらしい。

とにかく文章を削る事に腐心した作風で、結果としてアイデアを綴る最小限の言葉しか使わない事が、時代を感じさせる単語をも排する事になり、普遍性をもたらしているのである。






クライム・マシン



印象に残ったものを挙げておく。

-)「歳はいくつだ」
余命くばくもない男が、最後にやりたかった事は。。。。重さや暗さを感じさせない痛快編であるが、ラストの悪魔的余韻が曲者。

-)「エミリーがいない」
人間心理の裏を読む対決モノなのだが、仕組まれたどんでん返しが痛快。81年のアメリカ探偵作家協会最優秀短編賞受賞作。

-)「罪のない町」
僅かなとりとめの無い会話から、悪の萌芽を漂わせる、まさに職人芸の逸品。

-)「カーデュラの逆襲」/「カーデュラと鍵の掛かった部屋」
本書に4作収録されている、カーデュラ探偵社シリーズから二作。世界的に有名なあの貴族を捩った、タフネスどころか不死身のオプ、カーデュラの奮闘編。仇敵である民俗学者の末裔に立ち向かうカーデュラのウィットに富んだ作戦が秀逸な「逆襲」。「鍵の掛かった部屋」は、知性とセンスが光る、密室モノ。


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