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三銃士

こういう映画が1,500円で手に入る悲喜こもごも

快作という言葉は、この映画のためにあるようなもんだ。美食は無いものの、男の絆を確かめ合いケンカに明け暮れ美女とムフフな、男の願望従属をほぼ満たしてくれる映画だ。日本人にはあまり馴染みの無い、細身の剣でのチャンバラシーンは、『木枯らし紋次郎』の市川崑演出に通じる無様の粋が横溢しており、ユーモラスな演出と相まって、時代のギャップを全く感じさせない。

三銃士 (初回限定生産)

絶妙なキャスティングも心地よく、それぞれ際立ったキャラクターを個性豊かに魅せてくれる。今ならブラッド・ピットやジョニー・デップのポジショニングか、マイケル・ヨークの溌剌としたダルタニアンの魅力、オリバー・リードの硬骨漢なアトス、リチャード・チェンバレンの「いい加減にしろ!」と言いたくなるアラミスの二枚目っぷり、フランク・フィンレイの癖のある伊達男ポルトス。ラクエル・ウエルチのコンスタンスとフェイ・ダナウェイのミレディのエロさ。一見対極に位置するような役どころのこの二人、入れ替わってもおかしくないような、剥き身の女っぷりが、これまたキャスティングと演出の妙だったり。そして、リシュリュー枢機卿のチャールトン・ヘストンとロシュフォール伯爵のクリストファー・リーの悪コンビの憎憎しさ!

今回DVDで見直してみて、ヘストンのリシュリュー枢機卿は仇役のポジションにあるだけで、じつは単なるマキャベリストであり、彼の巡らす陰謀は漢気的には間違っているが、政治的には正しいということに気が付いてみたりして。

リシュリューはルイ十六世と后妃アントワネット、その浮気相手バッキンガム公と並ぶ、実在した人物だから、その扱いは中々微妙な匙加減を必要とするわけで、燻し銀の端役、良くできたつけ合わせ程度が理想なわけだ。そういう意味で、枢機卿のキャラクター造詣は正しい演出を施されている。。。。のだが、びっこにしてみたりと妙に役作りのディテールに拘っているあたりに、なんとも心騒ぐ良い意味でのきな臭さを感じる。ヘストンのプランなのか、リチャード・レスター監督の発案なのか知らないけどね。

観れるだけでも嬉しい傑作なのだが、どうせなら、廉価にしなくてよいのでTV放映時の日本語吹き替えを収録して欲しかった。字幕で観てると、ポルトスが単なる三枚目に見えかねない。。。あぁ、羽佐間道夫さん、イイ仕事してたなぁ。マイケル・ヨークが誰だったかは覚えてないけど、三銃士の面々は記憶に残ってるので、久しぶりに脳内音声変換をフルに使ってみてしまった。日本語字幕のフォントが汚いのも気になるところである。


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