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プラットホームに吠える

プラットホームに吠える 霞流一 光文社(カッパノベルス)

プラットホームに吠える

動物をテーマにした「見立て殺人」をこよなく愛する作者のバカミス最新作。親子三代警視庁勤めの寿宮一家が遭遇した女性脚本家殺害事件は、狛犬をキーワードに混迷を深めていく。そして、第二の殺人事件が発生。今度はあろうことか不可能犯罪だった。寿宮家掛かり付けの美人鍼灸医、蜂草輝良里が再び探偵役を買って出る。

歴史に"if"は無い。だが。。。もしもディクスン・カーと横溝正史の間に子供ができていたら。。。歴史の"if"以前の問題であるが。。。それはきっと霞流一のような作家になっていたであろう。横溝的怨念世界を背景にカーの奇想をゴア趣味な猟奇死体で彩り、不謹慎なギャグで味付けをした霞流一の作風は、本作でも健在。同作者には「デッド・ロブスター」という前例もあるが、本作は空飛ぶギロチン殺人事件なんだよ!

もう笑っちゃうくらい執拗な見立てのロジックも健在である。流石にちょっとマンネリ感も否めないが、事件の構成の着想は結構新鮮だった。

もうね、徹底的にコッチ側な霞流一の大ファンなんだよ、俺は。毎回登城する酒と食い物へのこだわりや、三分間クッキングレシピも、相変わらずで楽しいし。

そう、このヒトの書くミステリは「楽しんで書いている」感が魅力なんだよね。で、その楽しさというのは、ミステリ好きの酒の席の楽しさなんだな。読んでいる間はずっと、美味い酒と肴を前に嬉々として殺人を語る至福の時間の疑似体験を味わえるトコロが、霞作品の本質なのだ。

霞流一 探偵小説事務所
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